《MUMEI》

真剣な 眼差しで まっすぐに 見つめられて
返す言葉に とまどってしまった
と いうか
こんな ストレートな 感情を ぶつけられたのは いつ以来だろう

でも‥‥

ああ めんどくさいっっ

もう 演技はやめたっ!

彼が ストレートに 思いをぶつけるなら
私も それに 応えよう


「私の事 好きになったの?」

「‥‥。もっと 知りたいんだ。笑った顔とか 困った顔とか‥。
ほんとの 素顔がみたい。」

「無理よ。こんな出会い方で 期待しないで。
あなただって はじめは やるのが目的だったんでしょ?」


「‥‥‥。服‥着る?」

え?


素っ裸だった‥
はぁ‥
裸で 何やってんだ‥私‥


「俺‥すぐ 自分の世界に はいっちゃうんだ。」

下着をつけはじめた私に
真っすぐ前を むいたまま 彼は 話しはじめた――。

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