《MUMEI》

「‥‥‥ぇ‥」




何で、って‥。





「‥起きるの待ってたの‥」

「お前‥‥‥俺の事知ってんのか‥?」

「!‥」





‥言葉の意味が分からなかった。





こーちゃんが言った言葉の意味が‥全然分からなかった。





‥分かりたくなかった。





嘘だ、って‥夢だ、って思いたかった。





だって‥‥‥こんな事‥‥‥。





「‥こー‥ちゃん‥」





冗談だよね‥?





私をちょっとビックリさせようとしているだけだよね‥?





そうだよね‥?





「──どーしたんだ‥?」

「っ‥」





‥嫌だよ‥。





‥こんなの嫌だよ‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫