《MUMEI》
…「一流か二流か… 」
子供は親の背を見て育っ…

遺伝とはどうしようもない血の流れ…
本人に内在する致死量の高い病気の半分くらいは遺伝子[血] が関係してるのでは……と、ボクは思う

たいして興味もない勉強を無理やり詰め込んだとしても、とうてい日の目を見る事はないだろ…

それでもなんとか一流大学に合格できたなら…
もう人生の半分は決まった様なモノだと…親も本人も思ってしまう

そんなわけだから 受験競争に勝ったエリートくんは
今まで 横目でチラチラと見ながらも必死で机にかじりついて我慢してきた高校時代の不良なお遊びを…四年間でなんとか取り戻そうとする

(日本の先進化学技術が世界に誇れるのは…そうした多くの学生とは違い、 研究熱心に学んできた優れた理工系の学生たちの功績だろう… だから後々社会に飛び出したときにはすでに大きな差になって表れている )


そして一流二流の肩書きは大企業によっても選別されてしまう

高校でも大学でも本当に学びたいのに一流とか二流とかの肩書きは正におかしいはずなのだが…
残念ながら教師や教授たちの力量が、差になって表れてくるのは間違いないだろう 。

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