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《MUMEI》 「───────」 凄い‥。 「──美味しい‥」 香坂さんの料理を食べるのは、始めて。 凄く美味しい‥。 「ふふ、気に入って貰えたみたいね」 「ほんとに美味いっすよ☆」 こーちゃん、大絶賛。 「どーやって作るんすかっ？ やっぱあれっすかね、材料にも何か秘密が──」 あんまりこーちゃんが明るいから、つい笑ってしまった。 「こーちゃん興奮し過ぎだよ──」 「ん‥そーかぁ？」 気付いていないみたいで、こーちゃんはキョトンとしていた。 前へ |次へ |
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