《MUMEI》 中退証書「っしゃ!!」 「まず初戦白星だね。」 「しかも完封〜!!」 「良かったな。 これでプロ入りの許可が降りるな。」 「挑戦権だけな。」 … クロたちにとって、 この試合は確かな手応えのあるものだった。 プロへの挑戦。 それは未知への挑戦。 しかし、 自分の力を再認識したクロたち。 それはプロへの確かな手応えであった。 … 「クロ? 残りの試合見てく?」 「い〜や。 帰って練習。」 「あいつらの?」 「うん。」 「そっか… じゃあ俺も…」 ヤマトがそう言った時だった。 「クロぉ〜!!恭介〜!!」 クロと恭介。 2人を呼ぶ声が聞こえた。 「おっす。 皆来てくれてありが…」 「おめぇらちょっと来い!!」 それは、 クロと恭介の通っていた専門学校のクラスメートだった。 「えっ… ちょ何!?」 「いいから!!」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |