《MUMEI》
中退証書
「っしゃ!!」


「まず初戦白星だね。」


「しかも完封〜!!」


「良かったな。
これでプロ入りの許可が降りるな。」


「挑戦権だけな。」


















クロたちにとって、


この試合は確かな手応えのあるものだった。


プロへの挑戦。


それは未知への挑戦。


しかし、


自分の力を再認識したクロたち。


それはプロへの確かな手応えであった。


















「クロ?
残りの試合見てく?」


「い〜や。
帰って練習。」


「あいつらの?」


「うん。」


「そっか…
じゃあ俺も…」









ヤマトがそう言った時だった。









「クロぉ〜!!恭介〜!!」









クロと恭介。


2人を呼ぶ声が聞こえた。









「おっす。
皆来てくれてありが…」


「おめぇらちょっと来い!!」









それは、


クロと恭介の通っていた専門学校のクラスメートだった。









「えっ…
ちょ何!?」


「いいから!!」

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