《MUMEI》
オンナの怖さ
.


そんなある日の、放課後に。



わたしは違うクラスの数人の女子たちに呼び出され、体育館の裏に呼び出された。





…………もしかして、これは。





嫌な予感がした。

女子たちはわたしを取り囲むようにして、立ちはだかる。


そのうちのひとりが、言った。


「最近、蒲生くんと仲良いよね?」


固い声だった。明らかに怒っている。

わたしがやっとのことで頷くと、彼女は続けて尋ねてきた。


「まさか、付き合ってるの?」


わたしは首を横に振る。


「付き合ってないけど…」


「じゃ、なんなの?」


すかさず切り返した彼女の顔を、恐る恐る見上げる。

.

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫