《MUMEI》

心臓が‥トクンと鳴った。





繋がれた手が‥熱い。





ううん‥全部‥。





手も、ほっぺたも、何もかも‥。





──好き。





──こーちゃんが好き。





──大好き。





でも‥やっぱり伝えられない。





「ミツカ」

「ぇ‥」





いきなり話しかけられて‥どぎまぎした。





「‥な‥に‥?」

「お前さ、まだ咲きかけだけど──でも──」

「‥?」

「お前、咲いたら──ぜってー世界一綺麗な花になるから」

「──ぇっ‥」

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