《MUMEI》

って張り切ってたんだけど‥‥‥思い付かない。


何かないかな〜とか思いながら、雑誌をパラパラめくってた。


「?」


ぉ‥


「おおっ!!」


これはっ‥。


【恋が実る魔法の石】


うわぁ‥いいなぁこれ──。


って‥高ッ‥!!


あたしのお小遣いじゃ買えないしっ。


「姉ちゃ〜ん、晩ゴハンだって。‥‥‥今度は何ヘコんでんの?」


「高過ぎる〜‥」


「何が?」


「璃月っ、お小遣い貸してくれない?」


「ぇ、何で」


「一生のお願いっ」


「はっ‥?」


「お願いしますっ‥!!」


「ちょっ‥何で土下座‥?」


「お願いします〜っ‥」


「あ〜‥もぉしょうがないなぁ」


「いいのっ?」


「何に使うのか教えてくれればだけどね」


「それはっ‥‥‥その‥」


「何? 何か怪しいんだけど」


「ぁ‥‥‥怪しくない怪しくない♪」


「──‥分かった貸したげる」


「ありがと〜っ!!」


「ぅわっ‥ちょっ‥! 妹に抱き付くなヘンタイッ」

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