|
《MUMEI》 別れ｢どうしてなのよ、真紀…｣ ｢あんたみたいな奴、なんかむかつくのよね。そもそも、あんたに魅力が無いから寝取られるんぢゃない｣ 今日、彼氏が寝取られました 櫻井 希愛來《ｷｱﾗ》 愛があふれる人間にと、両親が付けてくれた名前にさえ、悪態つきたくなりました ｢ぢゃあ｣ 真紀… 何で…？ 私たち、親友だったじゃん ｢あぁ…言い忘れてた｣ 真紀が振り返った ｢え｣ ｢私たち、始めから親友なんぢゃなかったから｣ 真紀、親友だと…思ってたのに 私は… 私は… 「…真紀なんて…大っきらい…」 「いいわよ。もう二度と話しかけたりしないで」 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |