《MUMEI》
叶えたい
「…準《ジュン》に…言いに行こう」



そして、最低な奴って言って、別れよう





私はゆっくり空を見上げた


「え?」



一瞬だけ



目の錯覚だったのかもしれない


薄黄緑色な服を着た服と同じ髪色の少女が



宙にとだよっているように見えた


「…もし、神様がいるなら…なんでこうなっちゃったか…教えてよ」



私は泣きそうな顔で、空を見上げた


相変わらずいつも通り、真っ青な空だった

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