《MUMEI》

「クロさん。
そろそろ…」


「あ、


もうそんな時間か…。


オッケー!!


片付けて!!


授業遅れるなよ!!」


「はい!!」


















早朝の練習を終え、


僕とヤマはとりあえず帰宅。


午後には恭介を迎えに行って、


それからまた赤高で練習。


とりあえず時間まで寝よ。


boo…
boo…


っと。


こんな時間から誰だよ?


『From.美紀』


美紀?


僕が朝早いの知ってるとはいえこの時間からメールとは…


で。


何よ?


















『本文.


おはよ!!
お疲れさまです!!


あのさ?
そろそろ試合のテープ溜まってきたんだけど…


渡した方いいよね?
今日お昼暇だったら一緒にご飯食べない?


うちの学食美味しいよ!!
もし一緒に食べれそうなら今日学校にテープ持ってくから。』



















ふむ…


試合のテープは早く貰うに越したことはないな。


でも学食で食うってことは秀皇だろ〜?


ダル…


しかも僕秀皇の生徒じゃないのに行くのも何かな…


いちゃつく為にわざわざ来たって思われたくないし…








boo…
boo…









『From.美紀』


『本文.
ごめん言い忘れ!!


時間は12時半くらいになるかな。


あと、


うちの学食のオススメはデザートのプリンだよ〜。』


















プリンか…









よし。
行こう。

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