《MUMEI》

「えっ!?
美紀の彼氏来てんの!?」


「そうなんだって!!」


「見たい見たい!!」


「行こ行こ!!」



















「はい。
これが溜まってた分。」


「おっつ。
サンキュ。」


「昨日の分も入ってるから。」


「お〜!!
仕事早いね!!」


「えへへ。
ありがと。」


「ここのAランチマジうま!!


何ランチまであんの?


また来たいんだけど。」


「え…」


「今度ヤマも連れて来るかな。」


「あぁ…
そうですか…」


「あはは!!


嘘だから!!


ふてんなふてんな!!」


「ふ〜ん…」


美紀と一緒に飯食うのは久々だ。


つ〜か…


付き合ってからデートとかできてないな…


申し訳ない…


















「あれが美紀の彼氏?」


「この前ハンド部の練習会来てた人じゃない?」


「あのやろ〜…
いつのまに…」




















「あら?」


「え?」


聞き覚えのある声に振り返る僕。


「あ…」


「え〜!?
何でここにいるの!?」




















「おっと!!
美紀にライバル出現!!」


「あれって…
ハンド部の水川先輩じゃない?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫