《MUMEI》

「うん‥‥‥でもそれが出来たのは──手伝ってくれた人達のお陰なんだ」

「───────」

「‥ぁ‥ごめん‥‥‥」





‥迷惑だったかな‥。





やらない方が良かったのかな‥‥‥。





『それめちゃめちゃいいアイディアじゃん♪』





──有里が褒めてくれた。





『こんな綺麗な写真撮る人、悪い人な訳ないじゃん?』

『これで──コウ君ももっと認めてもらえると思うよ?』





──そう言って、協力してくれた人達がいた。






全部‥無駄だったのかな‥。

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