《MUMEI》 雹里は部屋に誰もいなくなると、布団をめくり卵を見た 「ねぇいつ孵るの?私会えるの凄く楽しみにしてるね」 雹里は優しく卵を撫でた、すると卵が雹里の言葉に答えるように小さく光ったような気がした。 雹里はきょとんとした顔で卵を見たが、もう一回撫でると、布団をかけ椅子に座りいただきますと言って食べ始めた。 当初の予定は本当に本を読んで勉強するつもりだったが、やはり行儀が悪いので止めた。 朝ご飯を食べ終わると、雹里は本を真剣に読んでいた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |