《MUMEI》 「──ん‥」 「こーちゃん‥?」 「電話だ──」 こーちゃんが、ポケットからケータイを取り出して開く。 「香坂さん‥?」 キョトンとしながら、通話ボタンを押した。 「もしもし──どーしたんすか?」 《晃君っ、すっごくいいお知らせがあるのっ》 「?」 《さっき美術館から連絡があったんだけど──写真展開いてみないか、って》 「‥ぇ‥‥‥マジっすか‥!?」 《ええ、ほんとよっ──是非お願いします、って》 「───────」 「こーちゃん‥? 何か──」 「やべぇ‥」 「ぇ──」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |