《MUMEI》 「──綺麗‥」 あの日見たのと、同じ位。 「なっ、今日の俺らツイてるだろっ?」 「──やっぱり凄いや、晃君──」 「お前がいるからな♪」 「ぇ‥?」 「俺が奇跡起こせるのは、お前がいてくれるからなんだぜ?」 「──────っ」 やっぱり‥涙が出てきてしまう。 「おいおい泣くなって」 「っ‥だって‥」 勝手に涙が溢れてくる。 でも、さっきまでの涙とは違う。 ──幸せの涙。 この涙もきっと──乾いたら7色の光に変わる。 君の心にも架かるといいな。 大きな虹が──。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |