《MUMEI》

「うん、こういうの得意なんだ──」


「マジで‥‥‥?」


へぇ‥。


結構器用なんだ、コイツ‥。


「てかくれんの‥?」


「うんっ、あげる♪」


ちょっ‥それ反則‥。


「‥ぅゎ‥」


マジヤバい。


ますますときめいちゃうじゃんかよ‥。


つーか‥よく作るよな、こんなちっこいの‥。


──何気に羨ましい。


アタシ、こーゆーの全然ダメなんだよね。


ぶきっちょだしさ。


いーなぁ、アイツ‥。


って何浸ってんだアタシッ。


で、これ‥どこに付けよっか。


取りあえずカバンにでも付けとく?


──そーしよっかな。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫