|
《MUMEI》 K部長「………。」 カレーパンマンは、申し訳なさそうに会釈した。 そして、下階の製パン部門にある自席に戻ろうと、エレベーターに向かって歩きだした時…。 S専務「…待ちたまえ……。」 食パンマン専務は高圧的な態度で、カレーパンマンを呼び止めた。 K部長「………？」 歩みを止めて振り返るカレーパンマン…。 S専務「私は、お先に失礼するよ。 …常務はもう、私に用は無いようだからね…。」 食パンマン専務は、痛烈な嫌味を浴びせかけた。 せめてカレーパンマンが、眉毛を引き攣らせるところを見たかっただけの言動だった。 しかし… 彼の口から返ってきたのは、思いもよらぬ言葉だった…。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |