《MUMEI》 毎朝の電車、乗る時間帯がたまにずれることも。 臭い臭い、男子高校生の集団。 やはり、いつも、仲良し高校生は乗るところも同じ。 仕事を終えて、駅に着くと、その高校生集団に遭遇。 なぜ、この駅にいるのかなぁ?と、思いつつ、横切る。 「おねえさーん、朝、見かける、おねえさーん!」 話し掛けてきた。 高校生がからかいがてらのナンパもどき。 少し話して、またね、と、バイバイ。 翌日からは 「おはよう」 と、挨拶をするようになる。 どれくらい経ったか?あまり会わなくなっていた朝。 忘年会で、お寿司屋に行った。 目の前で寿司を握ってる、高校生。 「あっ!!」 二人ではもった。 高校卒業して、この、寿司屋に就職したということだ。 今でも寿司屋にたまにいく。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |