《MUMEI》 ローテーブルを挟んで対峙するバイキンマンの眉がピクリと吊り上がる…。 バイ菌「だからなんなんだ? それをネタに揺すろうってのなら、相手が違うだろ…。」 謎の女「別に貴方を揺するつもりは無いわょ。」 女は、相手がヤクザだということをまるで意に介さず、鼻で笑い飛ばした。 バイキンマンの目尻が痙攣する…。どうやら笑顔を装うのに疲れはじめたようだ。 女は更に煙草を深く吸い込み、たっぷりの煙を吐き出した…。 謎の女「私は近々、この事をマスコミにブチ巻けるつもりよ…。」 バイ菌「!?…………。 そんなことをして、アンタに何のメリットがあるんだ?」 流石のバイキンマンも、目の前にいる女の意図を量りかねて混乱していた。 前へ |次へ |
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