《MUMEI》 何か猫が擦り寄ってきたみたいな‥ 「ぇ!?」 ‥本当に擦り寄って来ていた。 「ふふっ、ちゃんと懐かれてるじゃない」 「そう‥なのか‥?」 だと嬉しいな──。 「って‥いたたた!?」 何か引っ掻いてないか!? 「那加っ、助けて‥」 「は〜いはい♪」 那加に引き離してもらって‥何とか助かった。 「はぁ‥」 溜め息をついたら、那加が苦笑した。 「日向が『助けて』とか言うなんてあの時以来じゃない?」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |