《MUMEI》

ベンチに戻る沖。


交代は千秋だ。


キッ!!


交代の瞬間、


沖は千秋を睨む。


「す…
すいません…」


バンッ!!


「いてッ!!
何すかクロさん!!」


「後輩いじめてんじゃね〜よ。」


「じゃあクロさんももっと俺を大事に…」


「これは愛の鞭。」


「俺のも愛の…」


「お前のはただの八つ当たり。
いいから黙ってベンチ座ってろ。」


「は〜い…」

















「1人少ないぞ!!」


千秋がディフェンスに付く前に、


平松学園は攻撃を仕掛ける。















(あ〜あぁ。


この点差でちょっと焦っちゃったかな。


何の為にこっちのディフェンスん時に交代させたと思ってんだか…)


















パスを回す平松学園。








後ろから…









「バシッ!!」









千秋がカットを狙っているとも気付かずに…

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫