《MUMEI》 「姫、サマ‥?」 笑ってマス? 「ビックリし過ぎ」 「ビックリするって‥」 しかも何か‥俺の事警戒しているような‥。 「ぅわあ!?」 いきなり親猫が飛び掛かってきたもんだから‥咄嗟に逃げ出してしまった。 「──はぁッ‥」 恐過ぎる‥。 何も飛び掛かって来る事なくないか‥? 俺‥何もしてないのに‥。 というか‥那加を置いてきてしまった‥。 戻らないとだよな‥。 「──もぉっ、何で逃げるのよ」 前へ |次へ |
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