《MUMEI》 12章 友達みたいな関係──戻って来た頃には‥もうヘトヘトだった。 とにかく、朝から走りっ放しだった訳で。 「はぁ‥」 「日向ぁ、朝ご飯食べないの?」 「食べないというか食べれない‥」 毎朝5時に起きて2時間近く動き回っていたら‥流石にちょっと‥。 「何よ、具合悪いの?」 「ぃゃ、疲労困憊なだけデス‥」 「あたしのせい‥?」 「ぇ、何で」 「‥‥‥だって何か毎朝早起きさせてるから」 「それは関係ないから──」 「そう‥?」 「ハイッ、ほんとにそれは全然関係ないデス」 前へ |次へ |
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