《MUMEI》

「──おはようございますっ、霞さん!」

「ぉ‥‥‥おはよ‥」





朝食が終わってすぐに、鳥居さんが現われた。





那加は、一瞬ビックリしたみたいだったけど──でも嬉しそうだ。





「ぁ‥あのですねっ? 私っ──こんなの作ってみたんですけど──」

「‥?」





那加の手に乗せられた、黒猫のマスコット。





「ゎ‥‥‥」





見とれている。





「可愛い‥」





そう呟いた那加を見て、鳥居さんがニッコリした。





「良かったです──」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫