《MUMEI》
俺様ヤンキー決意する
翌朝も、昨日と同じように


お互いピンクオーラの中、目を覚ました


だって俺達若者だから!


腰ガンガン使っちゃうよ!


※下品ですみません


そんな中


「ねぇ、恭。お願いがあるの」

「何でも言って!」


鼻血モンの色っぽい声でお願いされたら何でも聞くに決まってるよね!


それが男だから!


※多分、違います


「一狼(いちろう)の、衣装が欲しい」


…イチロー?





「イチローの、ユニフォームが欲しいの?」

「違う。昨日劇に出てた一狼」

「…どれ?」


よく見てなかったからわかんない


「一番背が高い男が着てた衣装」

「…」


えーと…


「これ。今から行けば、多分ここにある」


真白ちゃんが見せてくれた、写真と、地図


場所は、文化祭初日に行った教室だった


「行って、いいのかな?」


俺、部外者だし


「本当はダメだけど、…欲しいの」

「行ってきます!」


真白ちゃんの為なら、例え火の中水の中土の中森の中学校の中〜!!


※気合いだけは十分です

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫