《MUMEI》 というか‥ 『王子気取ってやんの♪』 気取ってなんかいない。 俺は‥王子じゃないし。 第一、なれる訳もない。 俺は‥召使なんだ。 王子になんかなれっこない。 なれっこないんだ。 「んぁ?」 「‥‥‥無理だよな、やっぱり」 「何が?」 「──‥王子」 「‥‥‥ぶはっ」 「な‥何で笑うんだよっ、俺は真面目に悩んで‥」 「お前さぁ、悩む位なら動いちまえって♪」 「‥簡単に言うなよ‥」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |