《MUMEI》

「あぁ、そっか///」

俺はかなた言いたかったことを理解すると、ズボンのチャックを下げてかなたの前にモノを出した。

「ちょっと大っきくなってる///」
「ったりめーだろ///」

かなたは頬を少し染めながら、ちょっとばかり反応していた俺のモノを触ると、手に持っていたコンドームを舌と指を使いながら付けていった。

「うぉぉ///…んな事、ドコで覚えたんだよ///」
「自分で考えたんだって!……夜、武との事考えながら///」

かなたは恥ずかしがりながらそう言って俺のモノを握ってくると、それに可愛い舌を這わせてきた。

「いつも考えてるのかよ…」
「うん…ぷ…ぅく///終わって部屋に帰る時だって…お風呂だって、寝る時だって…ずっと武の事考えてるんだから///」

薄いゴムを通して伝わってくる、かなたの舌の温度とか柔らかさとかで俺のモノが少しづつ反応してくる。

「くはぁ…」

口いっぱいに俺のモノを含み、苦しげに息を吐くかなたをこっちもうっとりしながら眺めていたら、ふと自分のポケットに例のデジカメが入ってるのを思い出した。

(…どうすっかな…今かなりイイ顔してるんだよな…)

とりあえずデジカメを出してみると、俺のモノを舐めてたかなたに焦点を合わせてみる。

「ん…なぁに…」

その様子に気付いたかなたの瞳が、デジカメ越しにこっちを見つめてきた。

「ぁ…いや…ι」

青く澄んだ瞳が、俺を純粋な視線で見つめてくる。

「…武が撮りたいんならいいよ…それ見て武もずっと俺の事思ってくれるんだよね///」
「……」

そんな健気な事言われたら、出来るワケ無いじゃんかよ…。

俺は持っていたデジカメを地面に置くと、ポケットから自分のケータイを出した。

「こっちで撮る」
「?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫