《MUMEI》

「いったぁ〜‥」


あんなに強く押さなくても‥。


ていうか‥押されるがまま出て来ちゃったけど‥。


先輩‥ほんとにあたしでいいんですか?


またさっきみたいなヘマやらかすかも知れないですよ‥?


「──ぁ」


『やってみんだよ』


そっ‥そうだっ。


やってみなきゃ。


ビクビクしててもしょうがない。


もしかしたら‥ほんとにもしかしたらだけど。


今度はちゃんと出来るかも知れないじゃん。


そうだよっ、うん♪


先輩が背中押してくれたんだもん。


頑張らなきゃ!

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