《MUMEI》 (触んなよ…!!) 45が1・2枚目を攻めた場合の怖いところはこれだ。 1枚目の選手が間に詰めることでサイドプレイヤーにシュートスペースを与えてしまう。 その為、 2枚目の選手は1対1を仕掛けられると同時に前に出てこれを防ぎきる必要がある。 とはいえこれらを完璧にこなすことは本当に難しい。 突破という単純なプレーの中に、 何通りもの展開が用意されているのだ。 この駆け引きは難しく、 瞬時の判断が求められる。 そしてこの展開からサイドシュートを打たれた場合、 ディフェンスにはどうすることもできない。 触ってしまえばファール。 7メートルを取られるからだ。 つまり今、 ここで得点を防ぎ、 流れを掴みたい赤高が唯一頼れるのは、 「バシッ!!」 キーパーの村木だけだった。 前へ |次へ |
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