《MUMEI》
14章 眩しい笑顔
──やっと、落ち着ける状況になった。





「ねぇ」

「‥?」

「外暑いかな」

「んー‥どうだろう」





というか何でだ‥?





「外行きたいのか‥?」

「木の側散歩する位ならしてみたいかも」

「ぇ、でも今昼間‥」

「何か言った?」


「いえっ‥」





まさか‥本当に行くつもりなんだろうか、昼間の散歩に‥。





ぃゃ‥まだそうとは決まっていない。





「これ食べたら行かない?」

「ぇえっ‥」





行くんデスか姫サマ‥!?

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