《MUMEI》

かなたが猫みたいに俺のモノを舐めている姿をケータイに納めると、そろそろ我慢できなくなってきて、携帯も床に置いてその口を外させた。

「んぱっ……ん///」
「そこに、寝転がれよ…」
「うん///」

そう言うと、かなたは猫のように床にコロンと寝転がった。

「可愛いな、お前♪」
「うん、知ってる///」

両腕を広げて俺を誘うような顔をしていたかなたの足首を掴むと、その腰を抱き寄せて上に覆いかぶさった。

「ん…武………んんッく///」

今回はすぐにでも挿れちまいてぇのもあって、あまり慣らしもせずにかなたの中に挿れちまったんでかなたは苦しそうな声を上げていた。

「やっぱ、痛ぇか?」
「んッ…んんっ…はぁ…やだ…止めないで///」

痛そうだったんで腰を引こうとしたら、いきなりかなたの足が俺の背中でクロスして俺を捕まえてくると自ら腰を動かしてきた。

「おぉっ///」
「あぁぁん///…俺は…だいじょーぶだからぁ…もっとぉ///」

かなたの後ろはキツキツだったが、かなたの言ってた通り何度か出入りをしているウチにいつもくらいの丁度良さになってきた。

抱きついてきていたかなたの腕が、苦しげに俺の背中を撫でてくる。

「はぁ…はぁ……うあぁん///」

心地よさにボーッとなりながら、体重をかけてかなたの中に入っていくと、かなたは慣れた様子で身体の力を抜いてくる。

「ぃいよォ…たけしぃ…はぁ…ぅ…ぁんッ///」
「ぅっ…あぁ…///」

俺らは身体のリズムが合っているみたいで、突き上げる度に俺の好きな角度、好きな締め付け具合で俺を翻弄してきて、まるで俺がヤられてるみたいだった。

「ね…ぇ…武…///」
「んぁっ…何…だよ///」
「空……青くて…キレイだよ///」

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