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《MUMEI》 ProloguePrologue □蝶が孤高に舞う理由□ 街を歩く。 気分転換になるかな、なんて思いながら。 『君の側に居られますように。そんな願いを込めて贈ろう。リトルラヴァーズ』 ふと、そんなフレーズが聞こえて、足を止める。 辺りを見回すと、家電製品店があって、そこのショーウィンドゥの中にテレビが並べられていた。 (やっぱり、どこ行ってもコイツいんじゃん) テレビに映っていたのは香水のCMだった。 「見てっ!桜だぁ……キレーだよね」 俺の近くにいた女子高生が俺と同じようにショーウィンドゥの中に並べられたテレビを眺めながら、そんなことを。 |
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