《MUMEI》 「そう──でもない」 そう答えたら。 那加はポカンとして、 「ふふっ」 ──笑った。 「なぁーんだ♪」 そう言うと、側の木に凭れる。 「そうよね〜、そうだったら凄いもん」 「──ははっ、だよな──」 つい、俺まで笑っていた。 それで釣られたのか、また那加が笑った。 その笑顔は、眩しかった。 太陽に、負けない位。 キラキラ、輝いていた。 前へ |次へ |
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