《MUMEI》
15章 悩める乙女
「ほ‥‥‥ほんとですかっ?」

「‥うん」

「ぃ‥いいんですかっ? ゎ‥私っ‥」

「友達になってって言ったの自分でしょ?」

「霞さ‥」

「『那加』でいいよ」

「え!?」

「だって『友達』でしょ?」

「‥友達‥」

「違うの?」

「ぁ‥いえっ‥違いますっ」

「じゃあ決まりね♪」





ニッコリして那加が言ったら、





「は‥はいっ! ょ‥宜しくお願いしますっ」





鳥居さんが、何故か敬礼をした。





「それから──」

「はいっ‥」

「敬語そろそろやめない?」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫