《MUMEI》

さ‥‥‥寂しいっ‥。





寂し過ぎるっ‥この状況‥。





「日向ー? そんなとこで何してるの?」

「ぁ‥ははっ、邪魔になるとあれかな──って」

「別に邪魔じゃないけど? ね、実音ちゃん?」

「ぁ、うんっ──」

「ほら、こっち来なさいよ」

「‥!?」





引っ張られて、ベッドに座らされてしまった。





「えっと‥」





女子2人に男子1人、って‥何かちょっと落ち着かない。





「ぁ‥鳥居さん」

「はい?」

「健太とは──、‥!!」





一瞬で、空気が変わった。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫