《MUMEI》 親友からの、告白. −−−『生きる世界』が違う。 わたしと『ソウ』さんの『世界』の、なにが違うのかは、わからない。 ………でも。 記憶が、蘇ってくる。 「寧々とわたし達は、『生きる世界』が違うもの」 はっきりと確信をもって、親友に言われた言葉。 …………わたしは、過去に思いを馳せた。 ◆◆◆◆◆◆ まえの学校にいたとき、わたしには親友と呼べるほど、仲が良かった女の子がいた。 彼女はとても穏やかで、優しい性格だった。彼女の傍にいると、わたしの心はのびのびとして、とても居心地がよかった。 わたし達はいつも一緒にいて、笑い合ったり、泣き合ったり、励まし合ったりしていた。 . 前へ |次へ |
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