《MUMEI》 タイムアップの瞬間の悲劇「や、やめろ! た、拓磨、君!しないよね!? キス、しないよね!?」 カトラス柊は混乱し、逃げようとしたが 「「諦めろ」」 ラグナ忍と朱雀厳から逃れる事はできなかった。 カトラス柊と、ベクトル拓磨との距離 一センチ その時 「三分です!」 コスプレコンテスト司会者が、タイムアップを告げた。 柊と拓磨はホッとして …油断した。 ドン! ブチュ! 「「…」」 柊と拓磨は固まった。 キャー!! 会場から悲鳴が上がった。 「「ぎゃあああああぁ!!」」 柊と拓磨は絶叫した。 (あ、あいつら…) この状況の原因 それは、厳と頼だった。 (こういう時だけ息ぴったりだな) 厳は柊の背中を 頼は拓磨の背中を 同時に押したのだ。 その結果 「お、俺のファーストキス〜!!」 泣き叫ぶ拓磨のファーストキスの相手は 同時に絶叫した 今は、希先輩に泣き付いている 柊になってしまった。 「「え? 初めて? 遅っ!」」 「いいからまずは謝れ」 とりあえず、俺は厳と頼に冷静にツッコミを入れた。 前へ |次へ |
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