《MUMEI》 THE☆やくざ仕様. そうこうしているうちに、わたし達のもとへ、一台の車がやって来た。 わたしはア然とする。 黒塗りの、セダン型のメルセデス。 黒光りする、いかついその車体を目の前にして、わたしは顔が引き攣ってしまった。 …………こんなの、 どこからどー見ても、 やくざ仕様じゃないかッ!! 「お待たせしました」 運転席から降りるなり、ガタイのいいスーツのオトコが、後部座席のドアを開いてみせた。 乗れ、ということだ。 ……………って、 そんな気安く乗れるかーッ!! . 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |