《MUMEI》 「──独り言──」 ‥‥‥? 「ぁ、やっと起きた」 「ナカちゃん‥?」 「──ぷっ、何よ急に『ナカちゃん』って。昔みたいに」 「ぇ‥、!!」 夢っ!? 俺‥夢見てたのかっ‥? 「どんな夢だったの?」 「ん──‥昔の夢」 「昔って?」 「那加と──日向ぼっこしてたんだ」 「──学校の屋上で?」 「ぁぁ、その時の夢──」 「ふーん、なるほどね?」 面白そうに、那加が言った。 「ていうかもう夕方よ?」 前へ |次へ |
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