《MUMEI》

「あうぅぅ…」

可愛い彼とお互いに抱きしめあいながらそっと彼の後ろを見ると、機械的な何かが動いているのが見えた。

僕はそれを見るなり、さっきの怪しげな店で千晶さんが手に取っていたものを思い出した。

(まさか…やっぱり…)

そう思ったと同時に、僕の後ろにヒヤッと冷たいものがあてがわれた。

「ぁ…やッ…やめて…」

驚いて僕の後ろを振り返ると、あの子の中に挿れられてたのと同じような、男性器の形をしたモノをあてがいながら千晶さんが嫌がる僕を見ていつものようにニヤニヤ笑っていた。


まだ慣らして無いし、何よりもあんな恐ろしいモノが入るなんて考えられない…。

「そういうお前の顔、可愛いな」
「怖い…ヤだよ…ぉ…」

あまりの恐怖に逃げようと腰を浮かすと、今まで抱きしめていた子が僕の身体をギュッと押さえつけてきた。

「えっ…」
「いいよ…すごく…だから///」

彼の顔と呂律は朦朧としていたけど、どこにこんな力があるんだってぐらい力強く僕を押さえつけてきた。

彼はその手を僕の腰の方に下ろしていくと、僕はその小さな手でお尻を鷲掴みにされた。

「わぁッ///」

千晶さんに向かって全てをさらけ出すような格好にさせられて、僕は恥ずかしさのあまり涙が出てきてしまった。

それを見た意地の悪い千晶さんは、嬉しそうに笑いながら僕の後ろの秘部にその先端をあてがった。

「やッ…ぁ…///」
「力抜けよ、入ってかねぇだろ…」

そう言うと僕のアソコを指で押し開きながら、グイグイと何度も出し入れしてねじ込んできた。

「ぃたぁィ…いッ…ぁ///」

ローションで濡れているとはいっても、慣れない固さの異物が入ってくる感覚で足が震え、倒れてしまいそうだった。

でも僕がこのまま前にバタッと倒れたら…この子がケガするかもしれない。

そう思って彼の背中に腕を廻すと、もう片方の腕で二人分の体重を支えるように手をついた。

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