《MUMEI》

「ララ、スジィどうにか掃除と皿洗い終わったよ!」 「チュー♪チュー♪」「あなた達も嬉しいのね」「チュ!」「そろそろ教室に戻るね!明日ねララ、スジィ!」「チュ〜♪」                (教室に戻り)「明日はアメリカから英語の先生がいらっしゃいます。それで英語でスピーチを学年代表で一人してほしいですが・・・」 (前の私ならやれたのにな・・・)そう心で言っているとまわりから 「このスピーチの代表をすると噂では寄付金がもらえるらしいよ。しかも特別室に招かれるらしいよ。」(この学校は一部寮学校でクラスにも2、3人います)                  「希望者はいませんか?いないなら英語の成績が優秀な人を選びます。えーとこのクラスで英語が優秀な生徒は・・・絢音さんあなた一人だけですね。」とまたこいつみたいな言い方をした。他のクラスメートはいっせいににらんだ。   「先生!あんな子になぜスピーチをさせるですか?おかしいと思います。」と桜。「確かにおかしいと思います!」と涼子。              「私スピーチするのでよろしくお願いします!」と絢音。
そして他のクラスメートは機嫌悪そうに絢音の方をにらんだ。

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