《MUMEI》 「ていうかっ、執事が勉強教えるとかどういう事やねんっ、あんた家庭教師ちゃうやろっ!?」 「お嬢様の身の回りのお世話をさせて頂くのが執事です。僕はそれをしているまで」 「‥せやからそれが余計なお世話やっちゅうねん‥」 「あまり歯向かわない方がいいですよ?」 「なッ‥あんたそれでも執事かっ!?」 「──‥分かりました」 「何やねん‥」 「今日は1日楽しいお勉強をみっちり──」 「な‥‥‥何やねんそれッ」 冗談やあらへんっ。 大体‥もうあたし16やでっ‥!? アンタに教えてもらわんかて自分で勉強位出来るもんっ。 前へ |次へ |
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