《MUMEI》

「ていうかっ、執事が勉強教えるとかどういう事やねんっ、あんた家庭教師ちゃうやろっ!?」


「お嬢様の身の回りのお世話をさせて頂くのが執事です。僕はそれをしているまで」


「‥せやからそれが余計なお世話やっちゅうねん‥」


「あまり歯向かわない方がいいですよ?」


「なッ‥あんたそれでも執事かっ!?」


「──‥分かりました」


「何やねん‥」


「今日は1日楽しいお勉強をみっちり──」


「な‥‥‥何やねんそれッ」


冗談やあらへんっ。


大体‥もうあたし16やでっ‥!?


アンタに教えてもらわんかて自分で勉強位出来るもんっ。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫