《MUMEI》

その選択が、どちらに転ぶかで女の運命が決まる…。



前者なら“生”…後者なら“死”だ…。



バイキンマンは、女の頬に不潔な唇を押しあてると、ゆっくり首筋へと這わせてゆく…。



謎の女「お願い……許して…。」



女は許しを乞いながらも、バイキンマンの愛撫に抵抗はしない…。



せめて身体をもって償えるなら安いものだと、涙ぐましい算段をつけた証だ…。



バイ菌「心配するな…。アンタをジャム食品に売るっていう選択肢は、今のところ無いからな…。」



バイキンマンは、ありもしない選択肢を語って女を慰めると、背後から乳房を鷲掴みにした。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫