《MUMEI》

「〜〜〜っ‥」


アイツが離れてから、もう結構時間経ってるのに。


せやのに‥まだ心臓バクバクいうとる。


おまけに‥ホッペ熱いし。


『無防備過ぎではないですか?』


何であたし‥あん時ドキッとなんしてもうたんやろ‥。


嫌いなはずやのに。


変に意識してまう。


「ぅあ〜〜〜ッ‥」


パニクりそうやわ‥‥‥。


ていうかもうパニクってる‥?


‥とにかく‥いつまでも言いなりになんなってられへん。


何とかして立場逆転させな‥。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫