《MUMEI》 僕の言葉に、暫く考 えてから美海は頷い た。 『うん、私も和之さ んに気持ちをハッキ リ伝えるよ!』 『うん、美海。』 『ねえ、海里ちゃん 何か変わったよね? 良い意味で…』 『え、そうかな?』 『うん、自分から何 か行動を起こすタイ プじゃなかったのに …』 そう言えば、そうだ った。前は他人と関 わるのも避けてたし な… 花音生活で、嫌でも 他人に関わったから かな?如月との共同 生活もあったし… 花音の暮らしは僕に 色んな事を教えてく れたんだなぁ… 『美海、ありがとう !』 『へ?何が?』 訳が分からず、首を 捻る美海。 『良いんだ、それよ り、花音の仕事はど うするの?連ドラは 今、待機中だけど… そろそろ始まるよ』 『あっ、事務所に連 絡まだ入れてなかっ た。』 慌てて、連絡を取り 二人で事務所へ向か った。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |