|
《MUMEI》 『トモダチ』？？. わたしは抱き着いている男を押しのけ、外野を睨みつけた。 「だれが誘ったって！？」 バカ抜かせッ！！と叫ぶと、彼らは肩をすくめた。 そして、信じられないようなことを、口走ったのだ。 「片倉さんのトモダチが言ってたんだよ。あんたが、ここで待ってるってさ」 わたしは凍り付いた。 …………わたしの、トモダチ？？ 呆然とするわたしをよそに、彼らは話をつづける。 「あんた、今、時のひとじゃん？？貼紙見たよ。実はすっげー、アバズレだったんだって？」 「そんな片倉さんからの呼び出しじゃ、やること決まってんじゃん」 「なー、だれが良かったか、感想聞かせてよ」 . 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |