|
《MUMEI》 何で内緒にしているのか、っていうと。 たぶん、来年にはもう普通のケーキを食べられるようになっているはずだから──誕生日に手作りしてやりたいな、って思ったんだ。 でも‥今それを那加に言ってしまうとちょっとまずいんだよな。 ──ビックリさせたいんだ。 喜んでもらえるかどうかは、まだ分からないけど。 「──もしかして日向──」 「ッ！？」 ‥‥‥まずい‥勘付かれたか！？ 「まさかね──」 ‥違ったみたいだ。 前へ |次へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |