《MUMEI》 「早起きは美容にいいんだよっ」 「自分で早起きって言ってんじゃーん」 「というかさ…。何で目玉焼きで失敗するわけ。卵焼きならまだわかるけど」 純也は呆れながら、今日の朝食を作り始めた。 「純ちゃん、何作ってんの」 「ベーコンエッグ」 5時20分 「できたー」 「いただきまーす」 「いただきます」 2人は純也の作ったベーコンエッグを食べ始めた。 「うーん 美味しい!やっぱり純ちゃんの作る物は何でも美味しいね」 佳奈は満面の笑みで言った。 「そんなこと言われると…、照れる」 純也は少し顔を赤らめた。 「純ちゃんか〜わいっ」 ますます赤くなった。 「オ、オレもう行くわ。ごちさま!」 純也は急いで2階に上がると、荷物を持って下に降りてきた。 前へ |次へ |
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