《MUMEI》

「上手くいったみたいね〜」

「嬉しそうだな、那加」

「そりゃそうよ、日向だってそうでしょ?」





那加が、笑いかけてきた。





「あたし達もデートしたいね──」

「ん‥」

「公園で待ち合わせして──映画観て、それから喫茶店でケーキ食べて──遊園地で観覧車♪

「ぇえっ‥」





遊園地には観覧車乗る為だけに‥?





「もちろん全部日向のおごりね?」

「俺のッ‥!?」





き‥厳しいかも知れない‥。





「お願いね、日向♪」

「ハイッ」





何とかしますっ──。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫